ツバメには疲れました・・・。
雛が4羽孵って賑やかで微笑ましい光景だったのに、なんとアクシデント。
子育てをしている巣の近くに、別の夫婦がやってきて新たに巣を作っていました。
子育てをしている方は、初めからカラス除けが付いているほうだったので少しは安心していたのですが、もう片方は以前カラスにやられてしまったので、作らなければいいなーと思っていました。
ここ数日、私が子育て中の巣をこっそり見ると、親ツバメが餌を運んでいる・・・と思っていました。
しかし、その親ツバメが巣にやってくると、雛たちは一斉に口を開けてビービー鳴くのに、すぐに後ずさりして頭を低くしておびえている様子。
私が見ているから、親ツバメが
「人間が見てるから隠れなさい」
と指示しているのかな?偉いな〜賢いな〜なんて思っていました。
しかし、それは親ではなく、近くに巣を作成中の別のツバメが、雛をイジメに来ているのでした。
イジメに専念しているのか、巣は途中のまま放棄しています。
見ていると、本当の親ツバメは餌を運んできますが、イジワルツバメは餌を持ってきません。
毎回はじめは雛たちも騙されて口を大きく開けるのですが、イジワルツバメは口の中や頭や体を突っつきます。
それを見ている本当の親ツバメも、気が小さいのか見ているだけ。
巣の周りで複数のツバメがバトルしていました。
調べると、色んな事情によって他のツバメが雛を殺すことがあるようでした。
あまり餌をもらえなくなったツバメは弱っていき、イジワルなツバメに突っ突かれたり、巣からつまみ落とされることを繰り返していました。
それでも本当の親ツバメは餌を運んでくるのですが、やっぱり弱気でイジワルツバメが見張っている時はあまり近づきません。
そしてとうとう、今日2羽の雛が死んでしまいました。。。
下に落とされた雛は目を閉じて硬くなってしまっていて…
草むらに穴を深く掘って埋めてあげました。
あと1羽は比較的元気ですが、何度巣に戻してもイジワルツバメに落とされます。
野良猫がジーッと見ているし、カラスやヘビにやられてしまうかも知れません。
だからといって、昆虫を与えて私が育て、巣立ちをさせるのも簡単にはできないので…
これ以上巣に乗せても無駄だと判断して、今は自転車のカゴに入っています。
親ツバメは気付くと思いますが、もはや鳴く元気も無くなってきています。
そしてもう1羽、どこにも見当たりません。
ツバメの力で遠くまで雛を運んで落とすというのは大変だと思うのですが、そうしたのか、知らぬ間に野良猫がどこかに持っていったのか。
ヘビにやられた時につくづく思いましたが、野生の世界は厳しいですね。
のほほーーーんとお昼寝しているリコはどんなに幸せか。
この数日、とんだツバメ騒動で家族みんなでお疲れモードです。
写真はイジワルなツバメに落とされた雛。
数日間突っつかれ続けて頭がハゲてしまっています。
この子だけでも無事に巣立って欲しいのですが難しいかもしれません。
巣立った後も、上手に飛べるようになるまでは危険がいっぱいです。
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